アトピー性皮膚炎とは…
【慢性再発性の湿疹でかゆみを伴う。皮膚の炎症とバリア機能異常からなる疾患で、相互に悪循環をきたす疾患】
つまりアトピーの子の肌の状態は…
アレルギーと関係しているの?
アレルギーとは
細菌やウイルスから自分の体を守る反応が、過剰に反応してしまったり、あるいは反応するべきではない相手に反応したりと、からだを守る反応のはずが何らかの良くない効果を伴ってしまうこと
Ⅰ型アレルギーってなに?
短時間で反応が表れるため『即時型アレルギー』ともいわれています
人間の体はおよそ60兆個の細胞から成り立っているといわれています
その一つの細胞である肥満細胞の表面に結合しているIge抗体に、外からの抗原が直接結合することによって引き起こされるアレルギー反応のことをいいます
結合した肥満細胞から化学伝達物質(ヒスタミンやロイコトリエン)が放出
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血管透過性の亢進⇒血管の壁が薄くなり、血管外の体液と血液が入り混じって腫脹が起きる(局所的な浮腫)
毛細血管の拡張⇒血管が広がることで、流れる血液量も増え発赤や発熱につながる
粘液分泌の亢進⇒喘息の場合、分泌液が増え気管支を塞いで呼吸がしずらい状態になります
平滑筋の収縮⇒喘息の場合、気管支が収縮し呼吸に影響がでます
アトピーと喘息はセットなの!?
喘息もアトピーと同じ種類のⅠ型アレルギーのひとつです
アレルゲン(ダニや卵など)に体が反応したとき、ヒスタミンやロイコトリエンの影響で上記のような作用が起き、気管支が狭まり呼吸困難感を感じます。空気の通り道が狭まることで喘息の特徴的な呼吸音『ヒューヒュー』とった喘鳴が聞かれるようになります
アトピーとの正しい付き合い方
大切な保湿ケア
アトピー性皮膚炎の肌は、上記でも述べたようにバリア機能が弱まり水分が外へ出てしまっているため、乾燥しています
乾燥していると外部からの刺激を受けやすい状態にあり、刺激を受けかゆくなり、そこで掻いてしまうと新たな傷ができ、またその刺激でかゆみを生じ、搔いてしまい…といった悪循環に陥ります
まずは全身ソープはこれ!
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次に、保湿ローションとクリームはこれ!
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必要に応じてステロイド軟膏を
そもそもステロイドとは、『体の中にあるホルモン』です
ステロイド成分には強い抗炎症作用があるため、かゆみを鎮めるために使用されます
アトピー性皮膚炎で繰り返されるかゆみに対して、一時的にステロイドを使用することは一般的な治療方法みたいです。
弱いステロイドから処方され、徐々に塗る回数を減らしたり、ステロイドではない抗炎症の薬を処方してもらったりと、徐々にステロイドから離れていくように治療していきます
さいごに
親がアレルギー体質だと子供にも遺伝しやいのが厄介…まさしく我が家は二人ともアレルギー体質…
きっと同じような境遇な家族はたくさんいると思います
もうこれはしょうがないこととして、前向きに付き合っていくしかないと腹をくくり一緒に乗り越えていきましょう!
ちなみにアレルギー体質な子は、母乳の方がいいって先生から言われたことがあります
もしよかったらこちらの記事も合わせてよんでみてください~
母乳で育てたい!母乳育児成功の4つの秘訣!latch onってなに? « 看護師ママの初めての子育て (ks-ks-0605.com)
ではまた!