こんにちは!さきママです
「生後6ヶ月、離乳食開始してそろそろ1か月たつけど全く進まない!」
10分粥作ったり野菜をすりつぶして裏ごしして、それを小分けにして冷凍してといった結構な手間をかけて作った離乳食を食べてくれないとママも「もー!なんで食べへんねん!」とイラっとしてしまうこともあると思います
私もそのひとりです(笑)
私も息子が生後6ヶ月になったときから離乳食を開始してそろそろ1か月たちますが、全く進みません
序盤は口にスプーンを運ぶとペロペロとなめたり、私の持っているスプーンを触ろうとしたりと興味を示すんですが、しばらくすると口を閉じ顔を背け、手でスプーンを払いよけるようなしぐさをしたりするので、5~7口程度で毎回終了してます
この記事は、
- ほとんどの食べない理由は2つ!
- もう悩まない!「離乳食の考え方・捉え方」
- 完全拒否!ぜんぜん食べない子への対策
あ、私だけじゃないんだな!悩む必要は全くないやん!って思ってくださると幸いです
食べない理由はだいたいこの2つ!「開始時期は生後5~6ヶ月」はあくまで目安!
1.食への興味がまだない
ほとんどの食べない子の理由はこう考えて良いです
皆さん、考えてみてください
産まれてから誰に教わってもないのに上手におっぱいを飲む力を備えて産まれてきて、生きるための本能で今日までおっぱいとミルクに依存してきた子が、急にもの食べることに興味を示す方が珍しいと思いませんか?
特に母乳で育ってる子は、ママを一番近くに感じられる安心できるおっぱいが大好きなので5~6ヶ月頃から離乳食を開始した子で、「おっぱいしかいらなーい!」って感じで離乳食を完全拒否する子が多いそうです
あくまで5~6ヶ月は目安なので、「食への興味がでてきたら」が正しい時期なのでそれが5ヶ月の子もいれば10ヶ月の子もいます
2.歯もまだ生えてない
“飲む⇒食べる”へのシフトチェンジするためには歯が必要ですよね
ですので、歯が生えてこないと離乳食があまり進まないことが多いです
歯が生えてくるのは一概にこの時期っていうものはなく個人差があり、早い子だと5~6ヶ月頃から下の真ん中の歯が生えてきますが、私の友達の子どもは8か月でもまだ生えてこないという子もいるので、その子の個性として受け止めてあげて気長に待ちましょうね
「でも歯生えてない5カ月なりたての子でもパクパク食べる子は食べるじゃない!うちの子はぜんぜん食べないのに…」
もちろん歯が生えてない子でも食への興味がありパクパク食べる子は食べます
そこは個人差なので食への興味がでてくるのを待ち「おっぱい大好きなんだよね!」「食べるはまだいいんだよね!」と思って気長に待ってあげましょう!
離乳食の捉え方① NOT「離乳食」,YES「補完食」
離乳食は「乳から離れるための食」
日本では「離乳食」が一般的ですよね
離乳食の漢字は、「乳から離れるための食事」と書いて離乳食と読みます
意味合いとしては、
- “おっぱいを卒業するための必要な段階”
- “大人の食事へのステップアップ”
みたいな意味合いに聞こえますが、なんだかこの意味合いだと離乳食が絶対的に必要でママも余計な力がはいっちゃう気がしませんか?
どちらも間違ってはいないんですが、この「離乳食」っていう言葉は、ママも張り切りすぎて疲れてしまったりうまく進まないときにストレスを感じやすいように感じます
補完食は「完全(母乳やミルク)を補うための食」
世界的スタンダードで言うと「補完食」と呼ばれている離乳食
「完全(おっぱいやミルク)を補うための食事」という意味で、上記で述べた意味合いとはまた違う捉え方ですよね
こちらの方がなんだか気楽なイメージ湧きませんか?
あ、メインはおっぱいやミルクでそれだけだと足りなくなってくるから、食べ物で補って栄養をとるんだなって思いますよね
赤ちゃんも人間なので、本能でからだが欲するタイミングで食べ物を欲しがります
補完食の捉え方で考えて食べない理由は「今はまだ必要ないから」、「おっぱいで栄養足りてます」というように捉えると無駄にストレスを感じずに済むと思いませんか?
離乳食の捉え方② 「食べないのはまだ早いから!」
皆さん想像してください
暑くて汗をたくさんかいてる人に、キンッキンッに冷えたスポーツドリンクをあげたらその人は喉をならしてコクコク飲みますよね
お腹をすいてる人に、たくさんの白ご飯を与えたらおいしい、おいしいってパクパク食べますよね
つまり、人間は本能でからだが必要とするものを欲するようにできているのです
“食べない=まだいらない、もしくはまだ早い”ということになります
対策①「食べたいと思うときがくるまで待つ!」
完全拒否の子は無理してあげない
離乳食を口に運ぼうとすると泣き叫んだり、手で遠ざけるようなしぐさをしたりするなど完全拒否する子に無理やり与えると、せっかく楽しいはずの食事が楽しくない食事になってしまう可能性があります
それは避けたい…
対策② 少しずつ毎日いろんな野菜・魚をあげてみる
母乳外来の助産師さんにアドバイスして頂きました
「保育園預けたときに食事が偏ってるといろいろ言われて面倒くさいから、ペロペロしかしなくてもいろんな食材を上げてた方がいいよ!」
「地道に毎日少しずつあげてたらいつか自分から口開けてみたり、パクパクしたりするからさ!気長にやってみな!」
昔は離乳食なんてなかったし、いつかは食べるって思って気長にちょこちょこ作って食べさせていきましょう
張り切ってたくさん作る必要はないです!
だってちょっとしか食べないし、もしかしたら食べないかもしれないし(笑)
アレルギーの関係で新しい食材は一日1品、その食材でアレルギーが2日くらいでなかったらまた次の食材を試しましょう
詳しくはこの記事に書いてるので、合わせて読んでみてください!
対策③ ベビーフードも試してみる
食べない理由として離乳食の味、下触り、温度などが嫌で食べないって場合もあります
自分で作った離乳食を食べない場合は、ベビーフード買ってきてそれを人肌に温めて食べさせてみるのもありだと思います
助産師さんはこんなことも言ってました!
「赤ちゃんはグルメだから質の悪いおっぱいは飲まないし、おいしくないご飯は食べないよ(笑)」
いろいろ試してみてだめなら、まだ早いってことで2週間くらい開けてまた再挑戦してみてください!
まとめ
✅離乳食を食べない理由
- 食への興味がまだないから⇒5~6ヶ月頃開始するのはあくまで目安!個別性を大切に!
- 歯も生えてないから⇒ものを食べるために必要な歯が生えてこないと離乳食は進まない
✅離乳食の捉え方・考え方
- 世界的なスタンダードな「離乳食」の呼び方⇒「補完食」:完全(おっぱいやミルク)を補うための食事
- “食べないのはまだ時期が早いから”でその子が食べたいと思うときがくるのを気長に待つ
✅食べない子への対策
- 完全に拒否する子に対して無理にあげない⇒楽しくない食事のイメージがつくのを予防
- 毎日ちょっとずつ、いろんな食材を与えてみる⇒そのうち口を開けるようになる
- ベビーフードも試してみる⇒赤ちゃんはグルメ。舌触り・温度・味いろいろ試す