待ちに待った赤ちゃんとのご対面!
入院中はそばに助産師さんがいるから安心できるけど、退院後はいないので分からないことだらけの中、試行錯誤しながら一生懸命どうにかこうにか授乳しおむつ変えて、抱っこしての繰り返しで…
そんな時、母乳で育ててるママは少なくとも1回はこういった状態になるはず、
『飲んでいる量が分からないから、ちゃんと飲めているか不安…』
『 おっぱい が張ってとにかく痛い!』
ママがまず最初にぶち当たるのはおっぱいトラブルなんです…
今日の記事では、
- なぜ「桶谷式マッサージ」が良いとされているのか
- 「桶谷式乳房マッサージ」とはどんな マッサージ なのか
- その マッサージ はどこで受けられるのか、費用はどのくらいなのか
- 実際に マッサージ を受けてどうなったか、受けた日の注意点
について詳しく説明していきます!
おっぱいが張って痛い !頻回に授乳しているのにぜんぜん飲めている気がしない…。「桶谷式マッサージ」ってそんなに良いの?
母乳で育てたいママの味方
世界保健機関(WHO)が最低6カ月間母乳育児を推奨していることは知っていますか?
その背景にはさまざま国の研究の結果、母乳育児が子供の心身ともに健康を維持し、成長発達を促すことが分かっています
- 母乳には感染症と闘う成分や、病気を予防する成分が含まれている
- 乳幼児突然死症候群の犠牲になる赤ちゃんが少ない
- 赤ちゃんの健康的な体内時計の発達を助ける
- 脳の発達を助ける
- 授乳時に分泌されるホルモンは赤ちゃんとの絆を深めることができ、抗うつにも効果がある
- 産後の回復も早いし 産後 のダイエットにも効果的
頑張って母乳で育てたいママたちをサポートしてくれる存在です!
母乳育児のメリットの詳細はこちらをどうぞ!
https://bonyuuikuzi1.com/ministry-of-health-labor-and-welfare/
なんてったって 痛くない !良いことしかない!
桶谷式マッサージは『お母さんに苦痛を与えず乳房の調子を整える独自のマッサージ方法』ですので、痛み は伴いません
マッサージ をするのは、桶谷式乳房管理士の資格認定を受けた助産師さんです
おっぱい マッサージ を受けると何が良くなるのか紹介していきますね!
✔乳管が開通して、母乳の分泌が良くなる
✔奥に溜まっていた母乳を出してもらい、 張りが落ち着き しこりも消える
✔授乳姿勢やラッチオン方法などの指導をしてもらえる
✔育児の相談もできて気持ちが楽になる
『ラッチオンって何?』という方は、この記事を合わせて読んでみてください!
普通の マッサージ とは違うの?どんな マッサージ なの?一連の流れを教えて!費用はどのくらいかかるの?
マッサージ を受けられるのは、桶谷式を取り入れている産院や母乳相談室になります
全国に300か所程度あります!
どんな流れなの?時間はどのくらいかかるの?
1.事前に予約して近くの 母乳相談室 へ行きます(私の場合は、出産した産院で桶谷式を取り入れているのでそこでマッサージを受けました)
2.ママは乳房を出して赤ちゃんとベッドへ横並びで寝ころびます(タオルで隠してくれます)
3.助産師さんが乳房を温タオルで温めてながら、奥の方から乳房をほぐすように マッサージ してくれます
4.20分~30分程度、助産師さんとお話ししながら マッサージ を受けます
5.その後となりで待機してもらっていた赤ちゃんにおっぱいを飲んでもらい、授乳姿勢の確認やコツを教えてもらいます
トータル40分から1時間程度かかります
母乳相談室ごとで時間や流れは異なる頃がありますが、だいたいこの流れだと思います!
どんな マッサージ なの?自分じゃできないの?
「桶谷式乳房マッサージ」を行うためには助産師の資格を持った上で、実務経験が3年以上の方が受験し専門の学校に入学し、1年間勉強し桶谷式乳房管理士の資格を認定してもらいます
つまり何が言いたいかというと、
『絶対に、自分で マッサージ するより専門家に マッサージ してもらった方がいい!』
ということです(笑)
「そこそこの金額だし、一回行ってだいたいわかったから真似したらできそう~」
助産師さんが高い志をもって勉強し、ひとつひとつ根拠のある技術を1年かけて習得して、それを素人ができるわけがないのです!
施術を受けどんな マッサージ だったのかを簡単に言うと、
乳房の奥にある母乳を作り出している部分を温めながら優しくほぐして、母乳の分泌を良くするのと同時に、奥に溜まっていた母乳を排出してくれるイメージです!
費用は?
相談室ごとで異なるとは思いますがだいたい1回につき3000~5000円前後だと思われます!
実際に受けてみてどうだった?張りは消えた?受けた日の注意点はあるの?
張りもとれてすっきり!でもお風呂に入ってからしこりが…
現在生後5カ月の男の子を完全母乳で育てています!
赤ちゃんの寝る時間が伸びてきて夜間の授乳の間隔があいてしまって、痛みはないけど おっぱい 全体が張って重い感じ…
しんどくなってきたので母乳相談室へ駆け込み、マッサージを受け張りは改善されました
しかし同日の夜の入浴後、右乳房についさっきまではなかった痛みを伴うしこりを発見しました
- 授乳したら痛みは軽減されるけど、しこり自体は消えない
- 体温は平熱だが乳房全体的に熱感があり重い感じ、乳頭への白斑はなし
- 授乳の際、右の乳房を嫌がるわけではないけどコクコク言ってる感じはなく、催乳感覚もいつもは分かるのに分からない
マッサージ を受けた日は下半身シャワーだけにしておくのが◎
マッサージ を受けながら助産師さんにきいたら、右の一番太い乳管が詰まってたそうです
排出される母乳にもカスが混ざったり、左の母乳と比較して粘り気があり、
助産師さん「こりゃ、赤ちゃんも飲みたくないよな〜」って言ってました(笑)
助産師さん曰く、しこりができた原因として考えられるのは
✔もともと、母乳の分泌が良い人が マッサージ を受けると余計良くになり、その作られた母乳を赤ちゃんが飲み残したりするとしこりができて乳腺炎になることがある
✔分泌があまり良くない人は、逆に湯船にしっかり使って乳房を温めることで分泌が良くなることもある
一概に入浴はNGまではいかないけど、助産師さんに相談しておくのがベストだと思います!
食べるものにも注意が必要!!
マッサージ を受けてから私はマ○ドナルドでシェイクとちょいマッ○を頂きました
ママが食べたものが母乳になるわけで、たくさん頻繁に食べてるわけじゃないし大丈夫でしょ〜って思っていました…
ですが今回痛い思いをして、
「つまる原因になりうることはやらないにこしたことはない。」
ということでファストフードや脂肪分が多い食事は控えましょう…
最後に伝えたいこと
私は「桶谷式マッサージ」と出会って おっぱい トラブルへのストレスが激減しました
月齢が上がるにつれて飲む力がついていくので飲み方も変わり、授乳時間や姿勢も変化し、そのつど相談がてら おっぱい の調子を整える意味でも定期的に通っています
なにより、初めての育児の相談を身近でできる存在なのでとても助かってます
コロナ禍で子育て広場などは閉鎖されており、あまりママたちと繋がれない状況だからこそ私にとって必要な存在です
ぜひこのブログをみた母乳育児奮闘中のママは、『桶谷式母乳育児相談室』を検索してみてください!!
ではまた!