こんにちは!さきママです
最初に大きな声で言わせてください
『ストローよりコップの方が先なんですーーーー!!!』
離乳食を進めるにあたって考えないといけない“母乳以外の水分補給方法”で、新たな事実が証明されているのを知っていますか??
赤ちゃんの成長に沿った正しい順番で離乳できたらなと思い、紹介していきますね!
この記事では、
- なぜコップが先でなければならないのか
- 具体的にコップ練習をいつから、何を使ってやればいいのか
- コツやうまくいかないときの対処法はあるのか
この3つを詳しく解説していきます
『だって、ストローマグで早いものだと生後4か月頃から対象のものだってあるのに…!』
『哺乳瓶からコップ飲みに移行するための練習でストローマグって使うんじゃないの?』
とういうママたちがほとんどだと思います
なぜ間違った情報が当たり前みたいな風潮になってしまったのか、自分の考察も踏まえて話していきたいと思います!
なんでコップ練習が先なの?
将来の歯ならびと嚙み合わせに影響が…
私も哺乳瓶からコップへすぐ移行するのはレベルが高いから、段階を踏んでステップアップするためにストロー練習があるものだと思っていました
ある本を読むまでは…
『綺麗に整った歯ならび』と『しっかりはたらく口と顎』は、将来の子どもに渡せる一生もののプレゼントです
私は作者の浅川さんのこの言葉に胸を打たれ、私もプレゼントしてあげたいと心から思い熟読しました(笑)
ずばり、なぜコップが先なのかというと、ストローを先にマスターすることは将来の歯ならびと噛み合わせに悪影響を及ぼすからです!
ちなみにストローを上手に使えるようになるのは2歳頃だとか…
なぜかというと、ポイントは舌の位置です!
離乳期は母乳やミルクを飲み込む【乳児型嚥下】から、食べ物を咀嚼して飲み込む【成熟型嚥下】に移行する大切な時期です
【乳児型嚥下】は舌の上に乳首を置いて、乳首を巻き込むように舌を前後に動かして母乳をのむので舌の位置は歯茎より前にあり、上あごから離れた下の方にあります
【成熟型嚥下】は咀嚼した後、舌を後ろに下げるのと同時に上あごに舌をくっつけて飲み込みます
ストロー飲みは乳児型嚥下と同様に舌が上あごにつかず、前に出る状態になります
離乳期にストローマグは使用禁?
この本を読んだは私はっきり言えます
『離乳期のストローマグは使用禁です!!!!』
コップで飲めるようにするためのステップアップとして、ストローマグをなんのためらいもなく使ってしまう気持ちもすごくわかります…
なぜならば、ストローで水分を吸う動きと、コップから水分をすする動きだったら、ストローで水分を吸う動きの方が乳首をすう動きに似ている感じがして、ストローに慣れて最終的にコップに慣れてくれたらいいなーと…
そもそも乳首で母乳を飲む動きと、コップから水分をのむ動きは全く別もの
ストローマグが離乳期に推奨されているのは、“ステップアップのためのストローマグ”という間違った概念があるからだと思いました
コップ練習はいつから?
離乳初期からコップを使って水分をのむのは難しいと思います…
ですので、練習とういうよりも興味をもったり慣れるという意味でコップを使ってみるのはありだと思います!
よかったら、離乳食の段階を詳しく書いてるので合わせて読んでみてください!
ちゃんと練習を始めるのは、飲み込みがスムーズになり上下の唇をしっかり閉じて飲み込めるようになってくる離乳中期(7~8か月)がベストだと思います
ちなみに“pigeonのマグマグコップ”は8か月頃から対応みたいですよ!
上記で述べたように成熟型嚥下への移行期に、乳首やストローなどを使用する乳児型嚥下を助長させるようなことは控えたいので、まず離乳初期はスプーンを使って水分を飲ませましょう
といっても、離乳初期は栄養の8~9割が母乳やミルクからとる時期なので、離乳食を食べさせるときについでにスプーンで白湯や赤ちゃん用の麦茶などを与えてみると、
嫌がったら無理に飲ませようとしなくてもOKです!初期はまだまだ母乳でOKであまり神経質にならなくても大丈夫です!
どんなコップを使ったらいいの?
ベビー用の小ぶりな湯飲みやおちょこ
底が深いと鼻や目がふさがって怖がる子もいるので底が浅く、口が広がっていて、コップのふちが薄いものが唇ではさみやすく練習に適しています!
ヤクルトの容器
飲み口はせまいのですが容器が軽くて持ちやすく、コップに馴染みやすいです
遊び感覚で慣れさせてみるのもありだと思います!
練習用のとってつきマグや“pigeonのマグマグコップ”
両手でもてるしコップ練習用のカップで飲む量を調節する手助けをしてくれますし、こぼれにくくママも安心して飲ませられます!
“pigeon”公式ページはこちらからどうぞ!
うまくコップが使えない…コツはあるの?
まずはステップを踏むことが大事です!ポイントは『くちびる』です!
✅離乳初期(5~6か月)は、スプーンを使って水分を流し込んで唇を閉じてこぼさず飲み込む練習をします!
✅離乳中期(7~8か月)は、実際にコップを使って流し込んであげて、唇の位置を自分で変えて徐々に自分ですすって飲めるように練習します!
✅離乳後期(9~12か月)は、上唇で水分が流れ入ってくるのを止めて、量を調節できるように練習します!
できなくて当たり前というのを念頭において向き合うのが大切!繰り返し、繰り返し練習して、時にはお手本を見せてあげましょう
さいごに
インターネットが急速に発達し情報が溢れている中で、信頼のおける正しい情報を読み取るために何が必要なのか…
それは『自分が無知であることを自覚すること』だと聞いたことがあります
今回私もストローをマスターしてから、コップへ移行するものだと思い込んでいましたが、その根拠を調べてみると次から次へと疑問が浮かんできました
知らないことを調べて明らかになった事実に対して『ふーん、そうなんだ。』ではなくて『それはなんで?』と疑問をもつことで、正しい情報・物事の本質がだんだんみえてくると今回感じました
新ママにとって私も含めて、子育てって分からないことだらけですよね…
全国のママさんたちがたくさんの情報の中で本当に正しい情報を取捨選択して、かしこい子育てができますように!
ではまた!